11月8日、広州。ブリティッシュ・ペトロリアムbp（以下「BP」）と奥働新エネルギー自働車科技有限公司（以下「Aulton新エネ」）は合弁会社を設立する協力協定に正式に調印した。

両社は、縦横に交錯する協力を行い、水平方向のバッテリー交換ステーションのサービスネットワークの建設及び垂直方向の生態チェーンと産業チェーンの改善と産業拡張を行い、「グローバルグリーンバッテリー交換エネルギーエコロジーネットワーク」を構築することを目標としている。

水平方向のバッテリー交換ステーションのサービスネットワークの建設について、BPは、Aulton新エネの子会社に戦略的投資を行い、広州奥動新エネ技術有限会社を設立し、広州で都市部向け合弁会社の協力テンプレート構築に率先して取り組んでいる。近い将来、両社は中国国内における連携のテリトリー拡張や海外協力の可能性をめぐって、積極的に検討している。中国に立脚し、世界に向け、BPとAulton新エネは手を携え、「グローバルグリーンバッテリー交換エネルギーエコロジー」の構築を協力目標としている。

垂直方向の生態チェーンの改善と産業チェーンの拡張について、両社はバッテリー交換をめぐってエネルギーチャージ、エネルギー貯蔵、バッテリーバンク、バッテリーのフルライフサイクルのカスケード利用など、新しいビジネスモデルを模索していく。

BPはAulton新エネと合資提携協定に調印

11月8日午後、BPとAulton新エネは広州で合資・提携協定調印式を行った。

両社の出席者は以下の通りである。

n BP：BPグループ電動化とモバイルモビリティ事業グローバル高級副総裁のRichard Bartlett氏、電動化とモバイルモビリティ事業グローバルCFOのShalini Kashyap氏、電動化とモバイルモビリティ事業アジア太平洋地域副総裁の許暁彦氏、安全とエンジニアリングディレクターの韓徳志氏、高級ビジネスディレクターのMathew Cranley氏、高級ビジネスマネージャのAkshai Srinivasan氏、高級ビジネスマネージャの鄒之羽氏、高級ビジネス開発マネージャの刁周瑋氏、充電・バッテリー交換事業プロダクトマネージャーの胡廉卿氏、ビジネスマネージャーのChristine-Marié Louw氏、ビジネスマネージャーの朱凡氏。

n Aulton新エネ：代表取締役の蔡東青氏、共同代表取締役張建平氏、総裁の李一秀氏、高級副総裁の楊燁氏、副総裁の潘長鋒氏、戦略・投資融資部総経理の姜超氏、ブランド及び公共事務センター総経理黄春華氏、運営センター総経理の蔡毅氏、華南地区総経理の趙錚氏、広州Aulton計画建設部ディレクターの肖斌氏。

BPグループ電動化とモバイルモビリティ事業グローバル高級副総裁のRichard Bartlett氏は、「私たちは、お客様に最速で便利な充電ソリューションを提供したいと考えています。今回、Aulton新エネ及びその完成車メーカーのパートナーと協力し、消耗したEV用バッテリーを1分ひいては更に短い時間にフル充電したバッテリーと交換するサービスをEVユーザーに提供することを嬉しく思っており、これは間違いなく画期的なソリューションになる。BPは、中国で急増するEV充電需要に対応する革新的な充電ソリューションを提供することで、EVソリューションサプライヤーのリーディングカンパニーになるための確固たるコミットメントを再確認している」と述べている。

Aulton新エネ代表取締役の蔡東青氏は、「Aulton新エネはバッテリー交換モデルを通じて、中国の「ダブルカーボン戦略」に最先端の技術と都市部向けのスマートエネルギーサービスネットワークを提供する。今日、Aulton新エネはBPと共に手を携え、交通電動化、エネルギー低炭素化発展の最前線に立っている。両社がバッテリー交換分野での緊密で深い協力により、必ず世界炭素排出削減と低炭素の持続可能な発展に貢献し、さらに青い空を変えると信じている」と述べている。

いち早く中国に進出した外資系企業の一つとして、BPは、1973年から40年以上にわたって中国でビジネス事業を展開している。40年余りの間、BPは中国の経済建設に積極的に参加し、中国での投資額が最も多い外国企業の一つである。2020年、BPは、人類と地球のためにエネルギー産業全体を再構築し、2050年までに「ネット・ゼロ」企業になり、世界のゼロ・エミッションを支援することをビジョンとする新しい企業使命を発表した。小売の利便性とモバイルモビリティはBP戦略の中核である。BPは、現在世界で最も重要な新エネ自動車市場である中国市場で急速に高まるEV充電の需要に応えるべく、革新的な充電ソリューションを提供し続けていく。

Aulton新エネは、バッテリー交換モデルの世界的創始者とパイオニアとして、現在の幅広い自動車メーカー・車種に対応する超高速バッテリー交換シェアリングモデルの唯一の実践者でもある。2021年、Aulton新エネは「世界をリードするスマートエネルギーサービスプラットホーム」のモデルチェンジを宣言し、5年以内に全国でバッテリー交換ステーション1万か所の投資・建設を完了し、1000万台の新エネ自動車にスマートエネルギーサービスを提供する。

2021年10月現在、Aulton新エネはFAW、BAIC、SAIC、GAC、長安、東風などの有力自動車メーカー14社と提携してバッテリー交換適応車種24種以上を共同開発し、北京、上海、広州、三亜、重慶など25都市で幅広い自動車メーカー・車種に対応できる都市部向けのバッテリー交換シェアリングサービスネットワークを構築している。2016年バッテリー交換大規模商業化開始して以来、Aultonバッテリー交換ネットワークは、累計利用台数5万台超、バッテリー交換回数累計1847万回、バッテリー交換対応車の累計走行距離26億km、炭素排出削減量16355.5万kgの実績を積んだ。

グローバルグリーンバッテリー交換エネルギーエコロジーを構築するための連携

最近、国家関連の部門や委員会がバッテリー交換モデルの普及に有利な政策を発表し、新エネ自動車産業の急速発展のラッパはすでに吹かれた。ガソリンスタンドは、既存のインフラとして、バッテリー交換ステーションなどの新エネルギーインフラとの融合について、地理、交通、土地、電力資源などの生まれつきの優位性を備えており、従来自動車ユーザーの習慣を変えることなく、新エネ自動車の大規模な買い替えや普及の実現にも有利になる。

「ダブルカーボン戦略」が全人類共通の時代的テーマとなっている今、BPとAulton新エネ、両社の戦略目標の協同と共通認識を形成し、企業目標を社会利益に深く溶け込み、中国市場における連携をスタートとして、グリーンバッテリー交換エコロジーを世界に広めることに力を入れている。

Aulton、さらに青い空へ。